あるねぶのFamily Medicine留学メモ

留学で見たものをまとめました。ただのメモなので、読みにくく申し訳ありません。

Family Medicine Clinic 受診患者統計(非公式)

実は、2週間半の間にFamily Medicine Clinicで見た患者さん(計80人)に関して、簡単に統計を取っていました。
せっかくなのでこちらも公開したいと思います。
ただ、あくまで全ての患者さんを見たわけではない点、複数の指導医にshadowingしていた合計である点、時間帯によっては診察室におらず見ていない患者さんがいる点など、限界は多々あるかと思いますので、その点はご了承ください。
 
・年齢別

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「青少年」は就学期(6-18歳頃)を想定した年齢区分です。

意外に高齢者(65歳以上)が少ない点、小児がかなり多い点に驚きました。

 

・性別

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想定していた以上に女性が多かったです。

もしかしたらメインでshadowingしていた指導医が女性だったので、患者さんが選んで割り当てられていたのかもしれませんが…

 

・疾患カテゴリー別

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当然複数の問題を抱えた患者さんはたくさんいらっしゃいましたが、「その状態になった根本の原因は何か」「今回の受診で最も時間が割かれていた内容は何か」に注目して分類しました。
感染症/アレルギーに関しては独立したカテゴリーを作るか迷いましたが、最も症状が強く出ている部位のカテゴリーに入れています。
一番多かったのは筋骨格系で、これがFamily MedicineがOSCEでmuscloskeltalを担当している事や、同センター内にSports Medicineの医局を設け運動療法に注力している所以だなと感じました。
また、避妊や予防接種に関する受診も多く、それぞれ重要な家庭医の仕事の一翼になっていると感じました。
反面で意外にも精神疾患がメインの患者さんは少なかったです(併存している人は多かったですが)。