あるねぶのFamily Medicine留学メモ

留学で見たものをまとめました。ただのメモなので、読みにくく申し訳ありません。

第一週金曜(4月5日)

今日は実習が休みなので、到着した金曜日のオリエンテーションで見学したOU-Tulsaの施設などについてご紹介します。
 
・OU-Tulsa (Schusterman Center)

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OU-Tulsaは医学関連の諸学部を中心として、EngineeringやArchitecture、Arts&Scienceなどの学部を併せもつ。
一部の施設は、オクラホマ大学出身の女性実業家/慈善家のLynn Schustermanが
設立した基金により建設されており、その名が冠されている。
 
・図書館 (Schusterman Library)
無料コーヒーやスマホ充電器、本を読みながら使えるランニングマシンなど、異常にアメニティが充実している。
学術書からマーベル映画のDVDまで幅広く取り揃えていたのが面白かった。
 
・OU-tulsa Student Affairs / Lounge
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学部問わず、学生が駄弁ったり自習したりテレビでOUのチームを応援したりする場であり、ホグワーツにあってもおかしくなさそうな重厚な雰囲気であった。
一方で卓球やビリヤード台もたくさん置いてあり、しばしば学生同士のトーナメントが行われる。壁には夥しい数のトーナメント表が貼り付けられていた。
スポーツジムも併設しており、学生は無料で利用できる。
 
・シミュレーションセンター

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学生は申し込みをすれば自由に利用可能で、OSCEもこちらで行われる。
模擬診察室が5つほど、模擬病室(観察室みたいな感じ)が2つあり、すべてシミュレーション専用である。
内診シミュレーターなど数々の機器が置かれた部屋も存在する。
面白かったのが、患者さんの自宅を再現した部屋である。こちらは主にMSWの研修に使用されるようだ。なんと冷蔵庫にはほんものの食品が入っていた!
 
・シミュレーションセンター2階

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医学生のためのスペースであり、1学年(30名ほど)ごとに部屋が与えられる。
1名につき1つデスクが与えられているのが羨ましかった。
他にもグループ学習用の小部屋がたくさん準備されている。
大きな共用キッチンもあり、昼休みに休憩しに来る人、ご飯を作っている人、試験前に泊まり込みで勉強する人など、様々な利用の仕方があるようだ。
 
・授業風景

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2年生の病理の授業を見学した。(USMLE STEP1および試験前の復習として行われていた模様)
授業は1時間区切りで、全ての授業がオクラホマシティキャンパスとウェブ中継され、また基本的にクイズ形式などを用いて双方向で行われる。
見学時は消化器の病理が出題範囲であり、4名ほどずつ小グループに分かれ、スマホを使って回答していた。
発言はグループの番号で指名されるが、オクラホマシティキャンパスのグループが当たれば発言者がズームされて前のモニターに映る。逆もまた然り。
この通信システムをスムーズに実現させるため、エンジニアが常駐し異常がないかをモニターしている。
みんな優秀ですごかった。